2024.11.29
NATURE BASE FES.全方位、アウトドア祭り イベントレポート
「大子町で体験できるアウトドアアクティビティの見本市」をコンセプトにした屋外イベント『NATURE BASE FES.全方位、アウトドア祭り』が、11月9日に大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ内フリーサイトをメイン会場にして行われました。
秋の大子町ならではのアウトドアを楽しんでもらうべく、奥久慈りんごや奥久慈茶、大子おやき学校のおやきなど、大子町の特産品を使ったたき火アトラクションをはじめ、キャンプ飯講座、アロマワークショップ、ツリークライミング、さらにはサウナやロゲイニングなどなど、まさに「見本市」を体現したコンテンツを詰め込んだ今回のイベント。
当日は天気にも恵まれて、お子さま連れのファミリーやご夫婦・カップルなど、世代を問わず多くの方にご来場いただきました。
まずはNATURE BASE DAIGOのイベントとしてはすっかり定番となった、『たき火アトラクション』。今回もりんごやおやきをたき火でじっくりと焼き上げてみなさんに振舞いました。
もちろんそのまま食べても美味しいですが、「たき火で焼く」というひと手間を加えると、りんごは甘みが増してよりジューシーに、おやきは外側がカリカリ、中はもっちりとした食感になって、より一層美味しさがアップ!結構な数を用意していましたが、あっという間になくなってしまうほどの人気ぶりで、みなさん一様に無口になって黙々とかぶりついていました!!
また、こちらも大子町の特産品である、奥久慈茶を使った『ほうじ茶焙煎体験』も実施しました。
実は、ほうじ茶はカフェインが少なく、身体を温める効果も期待できることから、キャンプやアウトドアに打ってつけの飲み物。しかもたき火で炙るだけで簡単に作れるということで、興味を持った多くの方に体験していただきました。
香り高い奥久慈茶の茎の部分をゆっくりと焙煎すると、ふんわりと香ばしい匂いがあたりに広がり、出来立てのほうじ茶を試飲すると、みなさん思わず顔を綻ばせていました。
▲晴れた空の下、大子の澄んだ空気の中で感じるほうじ茶の香りは格別
簡単に作れるといえば、『お手軽キャンプ飯講座』も人気を集めました。
ウィンナーをパンに挿んでアルミホイルで包み、それを牛乳パックに入れて焼き、仕上げにケチャップとピクルスをトッピングすれば、超お手軽だけど本格的なホットドッグが完成!
グリンヴィラに宿泊される方からは「明日の朝はこれにしようと思います!」などの声も聞かれました。
▲牛乳パックを燃やすだけなのにしっかりとした焦げ目もついて美味しそう
今回のイベントでかなり反響をいただいたのが、ベースとなる4種類のオイルから好みの香りを選んで、アロマミストが作れるワークショップ。鳥のさえずり・森の静けさ・たき火・滝といった大子町の自然をイメージしたアロマオイルでアロマスプレーを作っていただきました。
出来たアロマミストは持って帰れるので、みなさん「今日の思い出が持ち帰れる」と笑顔を浮かべていました。
▲アロマスプレー制作体験以外にも、ヨガで身体を整えて、そこからインスピレーションを受けて、自分なりの大子町の香りを表現していただくブレンド体験も行いました
お子さま向けのコンテンツとしては、器具を装着して安全に木登り体験ができる『ツリークライミング』などが人気を集めました。
▲真剣な顔で、ツリークライミングの説明を受ける子どもたち
最初は怖々だった子どもたちも、登った木に触れる非日常体験に笑顔が溢れていました
このほかにも、モルック体験やヨガ体験など、コンテンツが盛りだくさん。
「今の時間は何が体験できますか」とスタッフに聞いてくださるアクティブな参加者の方がいる一方で、のんびりとハンモックに揺られて日々の喧騒を忘れる方など、それぞれの過ごし方で、晩秋の大子を満喫していただきました。
▲イベントの楽しみ方はひとそれぞれ。自由度が高いことも人気の秘密
千葉県印西市からご家族でお越しいただいた方からは、「思いがけず楽しいイベントに参加できました。ほうじ茶体験やアロマミスト作りなど普段できないことが一度に体験でき、大満足です」と喜んでいただきました。
冬の足音が間近になってきた今日この頃ですが、大子の広い空の下、大子町のアクティビティもグルメも満喫できた1日。参加されているみなさんの開放的な笑顔が印象的なイベントになりました。