2024.08.30
大子町で秋キャンプのススメ
暑い日が続く8月ですが、暦の上では秋。
そこで、今年の秋は何をしようか考えていたところ、「大子町では秋キャンプがおすすめ」との情報が。
夏のイメージが強いキャンプですが、秋キャンプにはどんな楽しみがあるのでしょうか。
今回はその魅力を、奥久慈キャンプ場連盟会長 竹内智洋さん、大子町観光協会 加藤君美さんにお聞きしました。
▲キャンプトークに花が咲く竹内さん(写真右)と加藤さん(左)
そもそも、大子町を含め、奥久慈エリアには多くのキャンプ場があり、中でも大子町は数が多く、現在6つの施設が営業しています。(各スポットはこちらから)
「川も山もある大子町はキャンプに最適。バンガローや電源が確保できるところ、自然ならではの環境を楽しめる場所など、施設ごとに特徴があり、その魅力はさまざま。ご自身の熟練度や、誰と来るかなどシチュエーションに合わせて選べるのもいいところですね」と竹内さん。
▲ロッジやバーベキューサイトはもちろん、温泉まで完備する「大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ」なら初心者でも安心
▲本格的なキャンプを楽しみたいベテランも満足の「上小川キャンプ場」。
実は、NATURE BASE DAIGO~キャンプ編~動画の撮影場所にもなっています。
大子町のキャンプ場が人気を呼ぶのは、アクセスの良さも要因だと教えてくれたのは、加藤さん。
「以前は県内からの来場が多かったのですが、近年では東京、千葉、埼玉、栃木など近県からキャンプにいらっしゃる方が圧倒的に増えました。
宿泊はもちろん、日帰りキャンプや、日帰り温泉の利用についてのお問い合わせも多く、県外の方にも大子町の魅力を感じていただいていると実感しています」。
今年の夏も多くのキャンパーが大子町に訪れたとのことですが、一方で、あえてハイシーズンを避けて秋にキャンプを楽しまれる方も増えてきているといいます。
気候的に過ごしやすくなることから秋キャンプをする方が増えてきているのかと思いきや、加藤さん曰くどうやらそれだけが理由ではないとのこと。
「秋キャンプをお勧めするのは気候はもちろんのこと、秋の大子はグルメも景色も、見どころ満載です。キャンプ場を起点に登山やカヌーだけでなく、観光も楽しんでいただけますよ」。
なるほど。
大子町の秋といえば、赤や黄色の彩りが映えるもみじ寺と呼ばれる永源寺などの紅葉がまず思い浮かびます。
▲加藤さんのおすすめは別名四度(よど)の滝とも呼ばれる国名勝「袋田の滝」。10月~1月には、滝のライトアップが堪能できる『2024大子来人~ダイゴライト~』が行われます。
9月中旬ごろからは秋の味覚「奥久慈りんご」も楽しめます。
▲奥久慈りんごは、樹になったまま完熟させる「樹上完熟」が特長。みずみずしく甘みがたっぷり
10月~11月には大子町内9会場12回にわたって実施される、5分間の花火打ち上げもあるとのことなので、イベントに合わせてキャンプに訪れるのも楽しそう。
竹内さんによると、キャンプの楽しみの一つでもある釣りに関しても、9月末ごろまではハヤ、オイカワ、カワムツなどの釣果が期待できるとのこと。
釣りたての魚を焼いて思いきり頬張るのは、キャンプの醍醐味。
竹内さんからは「大子の清流で育った魚は川魚の臭みなどもなく、身も柔らかくて絶品ですよ。キャンプ飯でいえば、涼しくなったら奥久慈しゃもの鍋もおいしいですね」と教えていただき、すでに気持ちが逸ります。
また、「最近はキャンプに求めるものも変わってきた」と竹内さん。
以前は、仲間で集まってワイワイ楽しむ方が多かったそうですが、近年は「非日常」を求めキャンプをする方が増えてきたといいます。
「そう考えると、山と川に囲まれた大子町は非日常を味わうにはもってこい。秋の大子の味覚、鮮やかに染まった山々、澄んだ空気の中で見上げる星の美しさなど…日々の喧騒を忘れて、リラックスしていただければ」と竹内さんはお話ししてくれました。
四季ごとの美しさ、おいしさが楽しめるのが大子町の魅力ですが、今年は、キャンプで大子の秋を満喫してみようかな。
キャンプ場や大子町の観光・イベントに関する情報は、大子町観光協会ホームページでもご確認いただけます。
詳しくは大子町観光協会HPでご確認ください。