大子町を代表する産業のひとつ、林業の魅力発信をめざすイベント「もりのきかい体験会」が９月初旬に、大子広域公園で開催されました。

本イベントは、年に一度開催される大子町を代表するイベント「丘の上マルシェ」と同時開催。

会場には、高性能林業機械の展示のほか、実演、森林・林業に関するワークショップ（間伐材の割箸づくり、 木製品の遊び体験等）などが実施されました。

天候に恵まれた９月の日曜日。

県内外から集まったハンドメイド雑貨の販売やキッチンカー、大子町のグルメなどが並んだ「丘の上マルシェ」。

県内から初めて訪れたというご夫婦は「会場全体がおしゃれで、すっかり気に入りました。マルシェもグルメも、体験もあって１日楽しめそう。」と声を弾ませて教えてくれました。

 

マルシェに負けず、朝から家族連れを中心に賑わいを見せていた「もりのきかい体験会」。

今回は、「森と仲良くなる」「林業を知る」「木を学ぶ」のコンセプトのもと、ツリークライミングやスラックライン、丸太切り体験、間伐材を使ったワークショップやロープワーク体験など、さまざまなブースをご用意。

▲ツリークライミングでは、初めこそおそるおそる登っていた子どもたちも、インストラクターの指導であっという間にコツを掴んでいました。

▲丸太切り体験やカンナがけは簡単そうに見えて難しい。そのぶん、達成感もひとしお。

大人も子どもも思わず夢中になっていたのが「高性能林業機械の機械操作パフォーマンスショー」。

地元で林業に携わる皆さまに解説をいただきながら、実際に巨大なアームが木材を持ち上げたり切断したりすると、会場からは歓声が。

▲実際に試乗して操縦気分が味わえる展示・フォトスポットも人気を集めました。

 

子どもと訪れたという男性は、「息子はすっかり高性能林業機械に夢中になっていて」と笑顔。「もういっかい見たい」と手を引かれ、展示ブースに戻っていく姿が印象的でした。

 

実際に木に触り、ほんの一端ですが林業の仕事に触れていただくことで、大子町の木やそれを扱う林業の魅力を少しでも感じていただければと開催した本イベント。

参加者のみなさんが、高性能林業機械を見つめたり、体験ブースで歓声を上げる時のキラキラした瞳、ワークショップで木材に触れるときのどこか優しい表情を拝見するたびに、想いが伝わったようでスタッフ一同も嬉しくなった１日でした。

 

今後も、大子町のイベント情報などは本サイトやInstagramで発信していきますので、ぜひご確認ください！