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DAIGO NATURE BASE

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2023.04.28

【大子探訪】サイクリングムービーのロケ地、巡ってみました!

「NATUREBASEDAIGO」内に3月にアップされたプロモーションムービー「サイクリング編」はご覧になっていただけましたでしょうか。大子町でのサイクリングの魅力を詰め込んだ動画に、爽やかな風を感じてみたい!と思ってくださった方もいらっしゃるのでは。
大子町は今まさに新緑がまぶしい季節。今回は、大子でのサイクリングのご参考にしていただきたいと動画撮影のロケ地を巡って、草木芽吹く大子町を満喫してきました。

朝の大子町の山々と清流に、思わず深呼吸。いつ来てもおおらかに出迎えてくれる大子ですが、いつにも増して柔らかな緑に癒されつつ、まずは「道の駅奥久慈だいご」内にある「奥久慈サイクルステーション」へ。

こちらでは、Eバイクやクロスバイク、キッズバイクなどさまざまな車種31台がレンタル可能。色もデザインもおしゃれな車体を前にテンションは上がってしまいます。
Eバイクは1日3000円、ロードバイクは1日2000円で利用できますが、4時間までなら半額なので、観光の予定に合わせて借りることができます。※利用時間は9〜17時

この白い車体は、まさに動画で見たEバイク!
でも、自転車初心者が楽しめるかな、どれを借りたらいいのかわからないし…。不安になっていたところ「初心者の方には、電動アシストが付いたEバイクがおすすめですよ」と教えてくれたのは、「道の駅奥久慈だいご」駅長の村山康さん。
「これからの季節は風が心地いいですし、春の大子は色のコントラストが素敵なんです。有名なスポットはもちろんですが、何気ない風景の中にも、自分だけのお気に入りの大子が見つかるはずですよ」
なるほど!ドライブもいいけど、サイクリングならゆっくり自分のペースでお気に入りを発見できそうです。

 

道の駅には、サイクルステーションの他にだいごのグルメが楽しめる「だいご味レストラン」のほか、大子温泉源泉から引いた温泉施設もあるので、ここで食事を楽しんだり、汗を流したりするサイクリストの方もいるとのこと。やりたいことを詰め込んでも、快適な観光が楽しめるこの便利さが、人気のポイントなのかもしれません。

▲ステーション内には、サイクリングやアウトドアのおともにも、普段使いにもぴったりなオリジナルグッズも。

 

次に目指すのは、アップルパイでも有名な藤田観光りんご園。山間の景色の中を進むと、見えてくるのは白い花が咲くりんご畑。近寄って見てみると、濃いピンクの蕾がほころんで広がる白い花びらは、思わずカメラに収めたくなるかわいさ。

りんご畑を抜けて奥へ進むと、赤が印象的な建物「カフェスペース FavoriteThings」が出迎えてくれて、まるで絵本の世界に迷い込んだような気分に。カフェの前にあるのは、りんご園の60年の歴史を見つめてきた「むつ」の木。今はシンボルツリーとして園内を見守っています。


こちらのりんご園では、「つがる」「紅玉」「こうとく」など約50種のりんごを栽培。秋にはりんごの販売や、りんご狩りで賑わいますが、春にはりんごの花がこんなに楽しめるなんて知りませんでした。

 

そしてもちろん、藤田観光りんご園といえばアップルパイ!
ごろっとしたおおきなりんごにナッツの香ばしさやしっとりスポンジ、サクサクのパイの食感が楽しい「ぜいたくアップルパイ」は大子を代表する逸品。

静かなテラス席でアップルパイを頬張る至福のひととき…。アップルパイと一緒にコーヒーやアップルティーなども楽しめますが、この日はおすすめいただいたシナモン緑茶をペアリング。ほのかなシナモンの香りとそれに負けない緑茶の風味が、アップルパイによく合います。

▲季節の花が彩るドリンクは、フォトジェニック

▲アップルグラッセやドライアップルなども購入できるので、おみやげにも最適。

 

おいしいスイーツにすっかり満たされて、軽くなった足取りで散策してみることに。少し北上していくと、日当たりの良い斜面に広がるのは鮮やかな緑色…その正体は、りんごと並んで大子を代表する特産品である奥久慈茶を栽培する茶畑。
動画では、お茶畑を自転車で走っていくのが印象でした。お茶の収穫は例年5月中旬ごろからなので、その頃にサイクリングすれば、より深い緑色の茶畑と茶摘みの光景が見られるかも。

動画の中で印象的だったといえば…次は、あそこに行ってみよう!

 

ということでやってきたのがここ、「大子おやき学校」です。
明治7年創設の旧槙野地小学校を活用した観光・体験施設で、レトロな風情の木造建屋には教室を再現した休憩スペース、おやきの販売・体験コーナーや地域の農産品、手作り工芸品など、お土産販売コーナーが迎えてくれます。


2022年には、食堂をリニューアル。昭和レトロな学校給食セットや昔ながらの揚げパンのほか、ランチプレートなどメニューも充実しています。懐かしいメニューを一口頬張れば、思い出話に花が咲いて、気分はすっかり学生時代にタイムスリップ。


▲レトロな学校備品のほか、黒板アートなど思わず「懐かしい」と声を上げてしまう仕掛けがあちこちに

 

せっかくおやき学校に来たら味わいたいのが、大子町の郷土食「おやき」。手づくりおやきは種類も豊富で、野沢菜やきんぴら、あずきなど「甘い」も「しょっぱい」も食べたい欲張りな願いも叶えてくれるのがうれしいポイント。

▲りんごのおやきは、ジャムの入ったやさしい甘さ

 

サイクリング動画のロケ地などを巡った今回の旅。春の大子町の自然も、おいしさも思いきり味わえました。日頃の忙しない時間を忘れて、のんびり深呼吸できるのが大子町のいいところ。明日からまた頑張れよと背中を押してもらった1日でした。
7月2日(日)までは、水郡線サイクルトレインの魅力をSNSで発信したサイクリストに、オリジナルライトスタッフバックがもらえる「水郡線サイクルトレインSNS魅力発信キャンペーン」が開催中。ライトスタッフバックは300個限定で、なくなり次第終了とのことなので、さっそく次の大子サイクリングに来るときに参加してみようかな。

https://www.town.daigo.ibaraki.jp/page/page006861.html

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